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2014(平成26)年度の学校評価(自己評価結果等)

 本校の
教育目標
 1 生きて働く知性  2 豊かな心と礼節  3 たくましい気力と体力
 前年度の
重点目標
 自主・自律を育む教育の推進
 項目(担当)  重点目標  具体的方策  評価結果と課題
 防災教育
(総務部)
 実践的な防災体制の確立  @現行の防災体制の改善をし、生徒の意識の向上を図る。  @現行防災マニュアルの見直しに関しては、他校の例も参考にしながら、非常時における職員の具体的な動きについての捕足を行った。避難訓練についても、より実践的な訓練案を作成し、生徒がより緊張感を持って訓練に取り組むことができるように改善をした。
 A防災情報を周知徹底し、状況に応じた迅速な行動様式の確立を目指す。  A緊急地震速報や災害用伝言ダイヤル、家庭との連絡方法の再確認を行った。緊急地震速報等の情報が得られた際の具体的な行動については、状況別に分類した試案を作成した。今回の試案を土台として、今後も改善を加えていきたい。
 学習指導
(教務部)
 自主的な学習習慣の育成  @予習・復習の徹底及び確認  @予習・復習の大切さは折にふれ呼びかけているが、完全な定着にはいたっていない。課題の提出や小テストも利用して学習習慣の確立をめざしたが、家庭学習時間調査は活用されていない。課題の提出状況は良くなっている。
 A休日・長期休業における課題の活用  A課題の提出は、居残り指導等学年会の協力も得て状況がかなり改善されたが、関連テストの成績向上が課題である。
 生徒指導  @基本的生活習慣の育成  @遅刻・身だしなみ指導の充実  @身だしなみに関しては中学校や地域からも一定の評価をいただけるまでになり、今後は言葉遣いや公共施設利用のマナーなど内面の指導を充実させたい。遅刻は減少傾向にあり指導を継続したい。
 A自他の命を大切にする。  A交通安全教育の充実  A毎日、駐輪場での指導を実施したが、加害事故も発生、交通事故の大幅な減少は見られず、引き続きLTなどを通じての交通ルールの周知徹底を図る必要を感じた。
 進路指導  3年間を見通した進路の充実  @生徒・保護者の進路意識を向上させる。  @「進路の手引き」の発行等により、保護者の協力を得つつ生徒の進路意識を向上させることができた。
 A生徒の主体的な進路選択能力育成に向けた指導体制を充実させる。  A学年と連携をとりながら取り組むことにより、主体的な進路選択能力を育成した。今後は総合的な学習の時間等のあり方を更に工夫し、生徒の進路目標実現に向け学習リズムを効果的に創り出す必要がある。
 環境美化  環境の美化  @日常清掃を充実させる。  @清掃条件の整備はある程度できたが、道具の更新は十分とまではいかなかった。
 A美化委員会活動を充実させる。  A美化委員会活動は昨年度と同様に開始でき、スムーズに流れた。昨年同様教員主導から生徒主体の活動に高めることが課題となる。
 読書活動
(読書活動)
 図書委員会活動の充実  @代表者会を定期的に開催する。  @行事を進める際に、代表者会や図書委員会を開催し、教員と生徒との連携を密にして委員会活動に取り組ませることができた。
 A図書委員会活動を定期的に開催し、委員会活動の充実を図る。  A図書部会(教員)−代表者会(生徒)−図書委員会(生徒)の連携を大切にして生徒の自主的な取り組みを促した結果、図書委員会の活動を充実させることができた。生徒の能力をさらに引き出していくことが課題である。
 教育工学
(教育工学部)
 情報化時代に対応する視聴覚・教育機器の積極的活用法の検討  @情報セキュリティを踏まえた校内の文書・データの管理方法の検討  @ 情報セキュリティ対策の重要性について、職員への周知を徹底することができた。データの管理方法は検討中である。
 A本校ホームページの充実  Aホームページを再構築し、掲載データを更新することができた。
 部活動・
学校行事等
(生徒会部)
 @部活動の充実と整備  @部活動紹介の充実を図り、参加意識を向上させる。  @今年度も部活動に多くの生徒が参加したが、人数の偏りがあった。途中退部者の指導等も課題である。全国大会・東海大会に出場できたが、限られた部しか県大会に出場できていない。
 A活動規則の見直しを実施して、部活動の充実を図った。
 B部活動の活性化が行事の活性化にもつながるので、積極的に参加する態度を養い、今後、充実した学校行事を形成していきたい。
 A生徒会行事の活性化と内容の見直し  A生徒会行事の実施時期や内容を確認し検討する。
 意欲的な
高校生活
(1年)
 @自発的な学習態度の育成  @自発的に学習に取り組む姿勢を育成する。 学習面では、落ち着いた雰囲気で授業に集中することができた。一部、自発的に取り組む姿勢が見られない生徒が見られる。生活面では、遅刻欠席が少なく、落ち着いた生活を送ることができた。学校行事等に対する取り組みが全体的によかったので、次年度についても、中心学年として意欲的に取り組ませていきたい。
 A基本的生活習慣の確立  A時間や規律を守らせる。
 B学校生活の充実  B部活動を奨励する。
 C自律した生活  C自ら考えて行動する習慣をつけさせる。
 意欲的・
自律的な
学習や生活
(2年)
 @意欲的な学習態度の確立  @学習意欲を喚起し、積極的な学習態度を養わせる。  進路に対する目的意識が徐々に高まってきて、学習にも意欲的に取り組む姿勢が見られるようになってきた。部活動や学校祭では中心となってよく頑張り、成果を上げることができた。全体に、概ねおちついた雰囲気を維持していると思われる。
今後益々学習意欲を高め、最終学年に臨ませたい。
 A自律した生活の実践  A規律ある学校生活を送り、公共心や協調性を育てる。
 進路目標
達成
(3年)
 @意欲的な学習態度の確立  @個々の進路目標を設定させ、学習に邁進させる。  落ち着いた雰囲気が維持され、部活に行事に活発に取り組む姿勢が見られた。学習にも積極的になり、補習受講者も多く、各自の進路実現のために最後まで粘り強く努力することができた。教員と生徒のよい信頼関係のもと、生徒は3年間で精神的に大きく成長したように思われる。
 A自律した生活の実践  A規則正しい生活習慣を維持させ、規律ある学校生活を送らせる。
 総合評価  @生徒の言動の変化が顕著な状況になってきている事実を踏まえ、さらなる指導の工夫を学校全体の課題として共有し、指導手法を変化させていくことがますます必要となっている。
 A自主的に学習する姿勢を養い、時機に応じた言動を行える生徒の育成には、初期段階の指導による方向づけが重要である。教員の適切な助言・指導を積極的に進め、定着させる努力をさらに継続したい。
 B生徒の自主・自律的活動は尊重しつつも、明確な目標を設定を設定し、学校の教育活動全体を通して、バランスの取れた視点を持って行動することができる生徒を育成していくことが緊急の課題である。
 C遅刻や登下校時の傘差し運転の減少・頭髪の状況の改善等、数年来行っている生徒指導の重点項目において、顕著な成果が上がっており、地元中学や保護者からの評価を得ている。今後も一層、努力を重ねると同時に、生活面の改善が学習にも反映できるよう、日常の学習活動の一層の充実を目指したい。