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医療看護コースＱ＆Ａ

Ｑ１	医療看護コースを設置する目的は何ですか。
	医療現場では、医師とともに多くの医療従事者が働いています。医師を中心にそれぞれが互いに連携を取り「チーム医療」として患者のケアにあたっています。また、病気を治すだけではなく患者のＱＯＬ（生活の質：精神的、社会的な生活の満足度）についても大きな関心事になっています。 　医療看護コースでは、上級学校進学のための学力を育成するだけではなく、仁愛の心を大切にし患者に接するために必要な素養を高め医療従事者としての自覚を持つことを教育活動の目的とします。
Ｑ２	医療看護コース志願者と普通コース志願者は別に入学者選抜を行うのですか。
	普通科として一括募集をし入学者の選抜をしますので、コース別に選抜を行うことはありません。よって、入学願書の「コース選択希望票」の記入も必要ありません。ただし、合格者登校日に、希望の有無をアンケート実施させていただきます。なお、医療看護コースの募集定員は２０名程度としています。
Ｑ３	１年生からコースは始まりますか。
	１年生は全員普通コースです。２年生から医療看護コースと普通コースに分かれます。
Ｑ４	定員を超えて希望者がいた場合、成績等によって選抜されるのですか。
	定員は２０名ですが、入学後、生徒一人ひとりの希望をもとに面談等を行いながら決めていきます。その結果、医療看護コースで学ぶ生徒が２０名を超える場合もあります。また、２０名を下回る場合もあります。
Ｑ５	出願時に希望していなくても入学してから医療看護コースを希望することはできますか。
	１年次に医療看護コースの学習内容について説明をします。出願時に希望していなかった生徒も２年次から始まる医療看護コースを希望することができます。２年次に普通コースを選択していた生徒が３年次に医療看護コースを選択することはできません。また、２年次に医療看護コースを選択していた生徒が３年次に普通コースを選択することはできません。
Ｑ６	普通コースと授業や学校生活は違いますか。たとえば、修学旅行は別ですか。
	２年次からコースに分かれます。医療看護コースでは、２年次と３年次に１１単位又は１３単位の特色ある授業が行われ、医療従事者としての素養を高めるための選択科目が設定されています。 　学校生活は普通コースと同じです。学校祭、修学旅行など学校行事は普通コースと同じです。１クラスの定員は４０人が原則ですので普通コースとの混合クラスになります。
Ｑ７	医療看護コース卒業後どのような進路が考えられますか。
	医療系、看護系の上級学校への進学を目指します。高校卒業時に看護師や医療系の資格（検査技師、作業療法士、理学療法士など）を取得することはできません。
Ｑ８	医療看護コースには、どのような特色のある授業科目がありますか。
	次の３つのカテゴリーに分かれます。 　(1) 医療看護探究Ａ、医療看護探究Ｂ 　　　学習テーマを設定し教科横断的な学習を行います。Ａは文系、Ｂは理系を中心とした 　　　学習内容になります。 　(2) 医療看護探究Ｃ 　　　体験的・実践的な学習を大学と連携して実施される科目です。主に大学の先生が講義 　　　を担当し、大学等での体験活動も含まれます。高校にいながら大学の学びを先取りで 　　　きます。 　(3) 医療看護国語、医療看護数学、医療看護英語 　　　探究的な学習活動を行い上級学校進学のための学力を育成する科目です。